第15回 EURO J CUP 優勝
- FK Tamashi
- 2017年7月16日
- 読了時間: 3分
2017年7月15日、第15回EURO J CUPがデュッセルドルフにて開催されました。
ドイツはじめスペインなど各国から総勢21の日本人チームが参加。我々FKタマシ―も
2010年より参加し今回8回目の挑戦でした。
FKタマシーは、全員駐在員で構成されております。大学体育会出身も2-3名おりますが、守備の要のCBは50代の頼れるおじちゃんや、小学生以来久々に
ボールを蹴ったという人がほとんどのチームです。
経験値は確かに劣りますが、毎年EURO J CUPの中でも一体感と気持ちだけは
最高なチームです。
とある会計事務所員は、気合いいれて大会前にカーボローディング。
最高にコンディションを整えた結果、、、口内炎ができたらしいです。
さて、対戦する相手は欧州在住チーム。日本からのサッカー留学選手などのセミプロレベルも擁するチームだらけです。毎年、決勝T(ベスト8)に行ければ大健闘。
なかなか結果は残せないですが、それでも、我々サラリーマンチームは優勝という夢を追いかけ続けました。
予選は、3チームx7組に分かれ総当り戦。
一つでも負けると決勝Tに駒を進められない緊迫の予選。
大事な緒戦は、FW兼平サンのゴールで見事勝利!2試合目は、開始早々に先制される
苦しい展開でしたが、試合終了直前に追いつき、みごと決勝Tへ進出!
これだけでも素晴らしい結果です。
勢いに乗るFKタマシ―。
しかし、準決勝は昨年優勝チームFC REDS Dusseldoif。
さながら、日本代表vsドイツ代表です。安定したボール回しといい、やはり強い。。。対するFKタマシ―は気持ちだけで走り続け、相手に決定機を与えない。
ゼロスコアのジリジリした試合のなか、こぼれたボールをMF小出サンが
ミドルシュート!ゴール!この点を守り切りなんと優勝チームを撃破!
準決勝は、Paris Astro。身長2mのフランス人を擁し、決勝T常連チーム。
さながら日本代表vsフランス代表。
相手の強いフィジカルを攻略できないFKタマシー。
しかし、相手も我々のすっぽんディフェンスに手を焼く。緊張が続く展開の中、
FKタマシーは左サイドからセンタリング。そのボールがそのまま風に乗る!
キーパーの頭上を越え右上隅にゴール!
その後相手の猛攻を受けるも、みんな走り切って守り切りました。なんと決勝進出!!
おそらく誰も、このモスクワの快進撃を予測しなかったでしょう。
そんな中、FKタマシー内でも予期せぬ事態が発生。
怪我人です。救急車です。運ばれるCB吉良サン。
誰もその怪我の瞬間を知らず、本人に原因を聞くと、「ベンチでソックスを下げようとしたら、指の腱がプチって切れて...。」と。ごめんなさい、何言ってるかよくわかりません。チームメイトは決勝進出に浮かれています。
泣いても笑っても最後の試合、決勝は、London J.L Rovers FC。
平均年齢25歳程の皆サッカー経験者の超強豪。
試合開始早々FKで先制され0-1。
しかし、世界で活躍するヴァイオリニスト蜷川サンから教わった「勝者のメンタリティ」を胸に秘め、我々は追い続ける。後半、この1年間練習を引っ張ってきたCB湯浅サンからのロングボールが兼平サンの前へ!左足一閃!相手キーパーの脇を抜けゴール!同点!
もう兼平サンに足向けて寝れません。
このまま、試合が終わりPK戦へ。
このとき、FKタマシ―はベンチもフィールドも自然と肩を組みます。
この一体感がFKタマシーです。一度でも外したら負けのノックアウト方式。
我々がゴールを決め、相手の攻撃。守るキーパーは長谷川。手足を広げてプレッシャを
かける。これがまたでかい。ゴールが小さく見えます。相手キッカーが意を決して蹴る。ボールはなんとゴールの左へ外れる!
この瞬間、FKタマシ―の優勝が決まりました。
ラグビーW杯で、日本代表が南ア代表に勝ちましたが、それぐらいの歴史的勝利を重ね優勝しました。
このように書くと厳しく練習しているように思われますが、実際は経験も年齢も性別もまったく関係なく、ただサッカーを手段に集まり、モスクワ生活をより楽しもうという想いだけで集まっています。BBQや日本酒会、来年W杯観戦など、イベントもたくさんありますので、少しでも興味ある方はぜひぜひともご連絡下さい。

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